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M-Review

誌上ディベート

前庭性片頭痛は脳幹性前兆を伴う片頭痛と同一であるか 総論

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掲載誌
Headache Clinical & Science Vol.7 No.1 18, 2016
著者名
竹島 多賀夫
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科
媒体
Headache Clinical & Science

国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3 β)では,これまでの「脳底型片頭痛」が「脳幹性前兆を伴う片頭痛」に変更され,付録に「前庭性片頭痛(Vestibular migraine)」が掲載された.

片頭痛発作に,回転性あるいは非回転性のめまいを伴うケースをしばしば経験する.頭痛外来(神経内科/脳神経外科外来)でみる片頭痛患者がめまいを強く訴えることはそれほど多くないが,丁寧に問診するとかなりの患者がめまいを感じている.

1990年代には片頭痛とめまいの関連を指摘する論文が多く発表されたが,疾患概念や名称は多様であった.前庭性片頭痛のほか,片頭痛性めまい(migrainous vertigo),片頭痛関連めまい(migraine-associated vertigo/dizziness)なども提唱されていた.めまいを脳幹/脳底部の一過性神経徴候(前兆)ととらえると,脳幹性前兆を伴う片頭痛と診断できる場合もある.


※本企画はテーマに対して,あえて一方の見地に立った場合の議論であり,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません.


・総論/竹島多賀夫

・前庭性片頭痛は脳幹性前兆を伴う片頭痛と同一である/五島史行

・前庭性片頭痛は脳幹性前兆を伴う片頭痛と同一ではない/工藤雅子

・総括/竹島多賀夫

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Headache Clinical & Science2016年5月号(Vol.7 No.1)

頭痛診療における臨床面および研究面をカバーするバラエティ豊かな内容構成。コーナー形式により,最新の知見や海外の動向,将来の展望などを取り上げる。

【対象】頭痛診療に携わる病院勤務医,研究者のほか,頭痛外来開設を目指す医師,一般開業医など


【休刊のお知らせ】

『Headache Clinical & Science』は2016年5月号(Vol.7 No.1)をもちまして休刊させていただくこととなりました。

創刊より長きにわたり弊誌を支えていただきました読者の方々、編集主幹、編集委員の先生方、ご執筆いただきました諸先生方に心より御礼申し上げます。

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頭痛診療におけるPitfallと解決策