座談会(Round Table Discussion)
皮質拡延性抑制(CSD)を考える
掲載誌
Headache Clinical & Science
Vol.7 No.1 5-13,
2016
著者名
鈴木 則宏
/
永田 栄一郎
/
飯塚 高浩
/
渡邉 由佳
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科
媒体
Headache Clinical & Science
近年,片頭痛の病態解明に関する研究が進むなか,片頭痛発作と大脳皮質の後頭葉から始まる皮質拡延性抑制(cortical spreading depression: CSD)との関連性が明らかになりつつある.特に視覚性前兆を伴う片頭痛発作は,CSDによって起こることが示唆されている.そこで,本座談会では「CSDを考える」と題し,歴史的背景から最近の知見,ならびに豊富な臨床経験に基づき,片頭痛とCSDの関係について探るべく,ディスカッションしていただいた.
「CSDの概念と片頭痛に関する研究の歴史」
鈴木:片頭痛の病態に関連すると考えられている皮質拡延性抑制(cortical spreading depression: CSD)は,その本質自体いまだ明らかにされていませんが,根本的な治療法であるdisease modifying therapyのターゲットになり得る可能性が示唆されており,さまざまな研究が進められています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

