【特集 喘息バイオマーカーの最前線―呼気一酸化窒素濃度測定(FeNO)を中心に―】
誘発喀痰の細胞成分・液性成分
Analysis of cell-phase and fluid-phase in induced sputum
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- 掲載誌
- 喘息 Vol.26 No.2 53-60, 2013
- 著者名
- 杣 知行 / 永田 真
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / アレルギー・免疫 / 感染症
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- 喘息
[Summary] 誘発喀痰は, 喘息の病態解析を目的とした非侵襲的な検査法として確立された方法で, 細胞成分と液性成分の二面で検討され応用されてきている. 細胞分画では好酸球比率と好中球比率の活用度が高く, 特に好酸球比率はたとえば吸入ステロイド薬(ICS)の効果の検証や, ステロイド抵抗性の好酸球性重症喘息の抽出など, 喘息の管理治療に活用されている. 好中球比率の上昇は重症喘息例の一部でみられる. 液体成分は, Th2サイトカイン, ケモカイン, 脂質メディエーターなどの測定評価を可能とし, 病態の解析に広く活用されている. 喀痰の解析は, 呼気一酸化窒素(NO)などでは困難な, 喘息病態の質的な解析において有用性の高い手段と言える. [はじめに] 誘発喀痰の検討は, 気道炎症を評価することを目的とした, 優れた検査手段として認知されている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
