【特集 喘息バイオマーカーの最前線―呼気一酸化窒素濃度測定(FeNO)を中心に―】
FeNOの正常値と疫学調査への応用
Reference ranges for FeNO and the application in an epidemiological survey
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- 掲載誌
- 喘息 Vol.26 No.2 20-25, 2013
- 著者名
- 石塚全
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / アレルギー・免疫
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- 喘息
[Summary] 呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)は好酸球性気道炎症のバイオマーカーである. FeNO測定は喘息診断の補助, 吸入ステロイド薬(ICS)の反応性予測やアドヒアランスの評価に有用である. 最近, 携帯型FeNO測定器(NIOX MINO(R))によるFeNO測定が保険適用になったことにより, 今後, 医療現場に広く普及するものと思われる. NIOX MINO(R)の測定値は据置型測定器の測定値に比べて低いため, 測定結果の解釈をするうえで, 正常値やカットオフ値の設定が望ましい. 今後, 携帯型測定器やオフライン法によるFeNO測定は喘息診療のみでなく, 喘息の疫学調査にも利用できると思われる. [はじめに] 呼気中一酸化窒素濃度(fraction of exhaled nitric oxide; FeNO)は好酸球性気道炎症を反映する指標の1つであり, 非侵襲的に繰り返し測定が可能なため, FeNO測定値は喘息患者の好酸球性気道炎症の程度を評価するのにきわめて有用である1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
