内容紹介
脳の基礎研究と臨床の現場の橋渡しを目指す学術誌。神経生物学をバックボーンとして,脳の老化をはじめ正常な脳のメカニズムから遺伝の問題など,脳に関する情報をビジュアル化して解説。脳研究者はもとより脳の専門家以外の方々にも分かりやすい誌面構成。
目次
■特集 神経内科医が頸椎症の診療をするために
○特集にあたって/安藤哲朗
1.オーバービュー:神経内科医が頸椎症の診療をするための5つのアドバイス/安藤哲朗
2.頸椎症による脊髄障害の病理/橋詰良夫
3.頸椎症の神経症候からのレベル診断/星地亜都司
4.知っておきたい頸椎症の特殊な症候/福武敏夫
5.頸椎症の画像診断―鑑別診断を含めて/柳下 章
6.頸椎症とALSの鑑別診断/亀山 隆 ほか
7.頸椎症と末梢神経障害の鑑別診断―電気生理学的検査を含めて/園生雅弘
8.頸椎症と脳血管障害の鑑別診断/安井敬三 ほか
9.頸椎症の日常生活指導/岩波明生 ほか
10.頸椎症の手術適応―脊椎脊髄外科医に相談すべきとき/竹内幹伸 ほか
■連載ほか
○What can we see in a single picture?―1枚の写真から
・Machado-Joseph病(脊髄小脳失調症3型)/大場 洋
○内科医のための脳疾患講座
・向精神薬の適応と副作用 その4―睡眠薬の使い分け/大宮友貴 ほか
○神経内科の文学散歩
・ラシーヌの『フェードル』―怒り/岩田 誠
○脳科学ちょいといい話
・夏の怪談/北浜邦夫
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