内容紹介
脳の基礎研究と臨床の現場の橋渡しを目指す学術誌。神経生物学をバックボーンとして,脳の老化をはじめ正常な脳のメカニズムから遺伝の問題など,脳に関する情報をビジュアル化して解説。脳研究者はもとより脳の専門家以外の方々にも分かりやすい誌面構成。
目次
■特集 神経疾患治療薬の剤形と使い分け
○特集にあたって/大谷道輝
第1部・剤形学の基礎
1.錠剤と徐放錠の製剤学的特徴/池村 舞 ほか
2.口腔内崩壊錠と舌下錠の製剤学的特徴/川野千尋 ほか
3.坐剤の製剤学的特徴/髙尾斎昭 ほか
4.吸入剤と点鼻薬の製剤学的特徴/坂野昌志 ほか
5.経皮吸収型製剤の製剤学的特徴/安楽 誠 ほか
6.軟膏剤,クリーム剤,ゲル剤,ローション剤の製剤学的特徴/大谷道輝
7.後発医薬品(ジェネリック医薬品)に関する剤形(品質)情報の特徴/後藤伸之
第2部・神経疾患における剤形の使い分け:長所と短所
8.アルツハイマー型認知症治療薬の剤形/梅垣宏行
9.抗精神病薬の剤形による使い分け/末木亮嗣 ほか
10.片頭痛および関連疾患に対する頓挫薬剤形の使い分け/濱田潤一
11.パーキンソン病治療薬における剤形の使い分け/吉岡 勝 ほか
12.多発性硬化症治療薬における剤形の使い分け/越智博文
13.鎮痛薬の種類と剤形による使い分け/川合眞一
■連載ほか
○What can we see in a single picture?―1枚の写真から
・Angiocentric glioma(血管中心性膠腫)/小森隆司
○神経内科の文学散歩
・ディケンズの『ピクウィック・クラブ』―eponym/岩田 誠
○脳科学ちょいといい話
・春うらら/北浜邦夫
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