2015.12.22 発売
Year Book of RCC 2015
編集冨田 善彦 | 金山 博臣 | 植村 天受 | 篠原 信雄
ガイドライン
| 定価 | 4,180円(本体3,800円+税) |
|---|---|
| 発行形態 | B5判 / 166ページ |
| ISBN | 978-4-7792-1544-5 |
おすすめポイント
腎細胞癌に関する現時点での知見と,現場の感覚を失わない「本当のところ」がわかる1冊。
内容紹介
本書は2008年に,ソラフェニブやスニチニブなどの分子標的薬の承認を機会に発刊されたものですが,それらの分子標的薬が臨床で使用されるようになって約10年になります。患者さんのなかには承認以前に治験に参加するかたちで投与された方もいます。癌に対する治療はどのような治療でも同じで,腫瘍の進展がコントロールできたということは,その治療が継続されることを意味しますので,これまでも何度か取り上げた分子標的薬の有害事象(AE)に対しても,長期治療を視野に入れた対応が必要になってきています。
本号では,長期の治療に大変重要なQOL評価,また長期投与に際してのAEマネジメントに焦点を当てました。また,有転移症例の治療においても原発巣の摘除,根治的腎摘除とその病理学的検索を行い,その結果に基づいた治療法の選択が基本ですが,さまざまな理由で腎摘除術が行えない非常に難しい症例も存在します。座談会では,そのような症例を取り上げディスカッションしていただきました。先生方の日々の診療に少しでも役立てば幸いです。
分子標的薬に加えて,新たな免疫治療約であるImmune Checkpoint阻害薬は昨年も本書で取り上げましたが,その腎細胞癌に対する臨床的有用性がランダム化比較試験で証明され,その臨床使用が間近になってきました。これまでの他癌種での治療においても分子標的薬の際に経験したように,そのAEの頻度や程度は欧米での結果とは若干違ったものになるようです。本書では今後もスピード感と現場の感覚を大切にしていきたいと考えています。
(編集者「序文」より)
目次
Ⅰ Round Table Discussion
原発巣切除が困難な有転移巣症例の治療戦略/冨田善彦/金山博臣/植村天受/篠原信雄
Ⅱ Topics of RCC
1.総論―QOL評価―
1)QOL評価法とは/栗田宜明 ほか
2)薬物療法のQOL評価/三宅秀明 ほか
3)手術療法のQOL評価/篠原信雄 ほか
2.各論―長期投与を目指したAEマネジメント―
1)ソラフェニブ/近藤恒徳
2)スニチニブ/加藤智幸
3)テムシロリムス・エベロリムス/北村 寛 ほか
4)アキシチニブ/高橋正幸 ほか
5)パゾパニブ/野澤昌弘 ほか
【Column】
●ロボット支援腎部分切除術/白木良一
●凍結療法/金澤 右
Ⅲ 付録
RCC関連演題の一覧(ASCO 2015,AUA 2015,ESMO 2015)
索引
編集者プロフィール
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