2010.01.01 発売
高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン
編集日本痛風・核酸代謝学会ガイドライン改訂委員会
ガイドライン
| 定価 | 2,200円(本体2,000円+税) |
|---|---|
| 発行形態 | A4判 / 128ページ |
| ISBN | 978-4-7792-0506-4 |
おすすめポイント
多忙な医療関係者が活用しやすいよう,要点とエビデンスの有無が一目で把握できるように編集。
内容紹介
『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第1版)』が2002年に発行され,8年が経過しました。ガイドラインが発行されたことで,わが国における高尿酸血症・痛風の診療はかなり標準化されたと考えています。しかしながら,この8年間にさまざまなエビデンスが蓄積され,特に高尿酸血症に対する理解が深まるとともに,ガイドラインそのもののあり方も大きく進歩しました。
ガイドライン改訂にあたっては,第1版の精神を継承し,かつ客観的に評価されるガイドライン作りを目指しました。その結果,構造化抄録の作成,エビデンスレベルや推奨度の基準,合意形成の取り入れ,外部評価の方法,利益相反の扱いなどに苦慮し,予想外の時間を要しました。治療ガイドラインはエビデンスに基づくことが基本ではありますが,ガイドラインの対象疾患によってはエビデンス準拠に限界があることも指摘されています。今回の改訂作業においては,ガイドラインの内容と日常診療との乖離を防ぐことも目的としてコンセンサスのレベルも定量的に判定し,推奨度に反映させる試みを取り入れました。
よく言われることですが,治療ガイドラインは日常診療を制限するものではありません。「ガイドラインの記載通りの診療が行われなければならない」との考えは正当性を欠いたものです。臨床の現場では個々の症例において,個々の判断が下されるべきであり,ガイドラインはそのような臨床判断を下す資料です。『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第2版)』が臨床の現場で適正に活用され,一人でも多くの臨床医の治療方針決定に役立ち,一人でも多くの患者さんが良質な医療を享受できることを願ってやみません。
(日本痛風・核酸代謝学会ガイドライン改訂委員会「序文」より)
正誤表(2011.7.11更新)
目次
総論
・緒言
・ガイドライン改訂作業の経過
・本ガイドラインの概要と評価
第1章 高尿酸血症・痛風の最近のトレンドとリスク
1.高尿酸血症の定義
2.高尿酸血症・痛風の最近の動向
3.高尿酸血症のリスク
/1.痛風関節炎・痛風結節 /2.腎障害 /3.尿路結石 /4.メタボリックシンドローム関連 /5.高血圧・心血管系疾患 /6.悪性腫瘍 /7.総死亡
第2章 高尿酸血症・痛風の診断
1.尿酸の測定法
2.高尿酸血症の病型分類
3.痛風の診断
4.二次性高尿酸血症・痛風
第3章 高尿酸血症・痛風の治療
1.痛風関節炎・痛風結節の治療
2.高尿酸血症の治療
/1.治療目標 /2.尿酸降下薬の種類と選択 /3.痛風関節炎,痛風結節のない高尿酸血症(無症候性高尿酸血症)に対する治療 /4.痛風発作(痛風関節炎)時と痛風間欠期の治療
3.合併症・併発症を有する患者の治療
/1.腎障害 /2.尿路結石 /3.高血圧・心血管系疾患 /4.脂質異常症 /5.メタボリックシンドローム /6.二次性高尿酸血症・痛風
第4章 高尿酸血症・痛風の生活指導
1.生活指導
付録
・患者からみた『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第2版)』
・プリン体含有量
・薬剤一覧
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