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「実践にいかすアリピプラゾール症例集1」の表紙
書籍

2009.05.20 発売

実践にいかすアリピプラゾール症例集1

―初発例,再発・再燃例編

監修上島 国利

臨床医学_内科系 > 精神医学

定価4,400円(本体4,000円+税)
発行形態A4判 / 170ページ
ISBN978-4-7792-0389-3

おすすめポイント

アリピプラゾールを初発,再発・再燃時の症状・状態の程度に合わせて,用量を,補助薬をどの様に使っていけばよいのか,また随伴症状や各種症状の変化に合わせての対応はどの様にすべきなのか,長期投与による症状・病状の変化はどうなのかなどをcase by caseで説明。

内容紹介

アリピプラゾールは,大塚製薬の研究所にで独自の研究テーマから見出された薬剤であり,世界で最初のドパミンD2受容体部分アゴニスト作用を有する抗精神薬である。


アリピプラゾールを初発,再発・再燃時の症状・状態の程度に合わせて,用量を,補助薬をどの様に使っていけばよいのか,また随伴症状や各種症状の変化に合わせての対応はどの様にすべきなのか,長期投与による症状・病状の変化はどうなのかなどをcase by caseで説明。実践ですぐに役立つ数多くの情報を掲載できたものと考えている。とくに初発例に関しては,顕著な陽性症状にも,十分量の本剤の投与が効果的であり,本剤導入初期に危惧された,鎮静作用が弱いので陽性症状にはあまり期待できないといった情報は完全に払拭されている。


なお巻末に,アリピプラゾールの投与前の主症状,開始時の入院・外来別,開始用量,最大投与量,投与期間,併用薬の使用状況,投与後の出現症状・副作用・有用性などを詳細に分類した索引を作成した。アリピプラゾールの優れた特性を引き出すには,やはりその特性に合わせた使い方を知ることが重要であり,今回のアリピプラゾール症例集から具体的なアリピプラゾールの使い方を実臨床にいかす契機となることと思われる。



(上島国利「序文」より)

目次

初発例

1.長期間の引きこもり,情動鈍麻,被害妄想などを有する初発例に対してアリピプラゾールで著効を示した1症例

2.長期未治療の初発例に対してアリピプラゾールを投与し,速やかに社会復帰に至った1症例 

3.アリピプラゾールの投与量調整と補助薬併用により,症状を安定させ社会生活機能が極めて改善した1症例 

4.長期未治療の抑うつ・幻覚妄想状態にアリピプラゾールが著効した1症例 

5.興奮を伴った初発入院例におけるアリピプラゾール12mg/日の有用性

6.自我障害の強い初発例にアリピプラゾールが奏効した1症例 

7.興奮を伴った初発例にアリピプラゾール30mg/日までの増量により早期に症状が改善できた1症例 

8.精神運動興奮を呈し医療保護入院となった初発例に対するアリピプラゾールの使用経験 

9.急性期措置入院の初発例に対するアリピプラゾールの使用経験 

10.アリピプラゾールの投与により,精神症状が改善しただけでなくNIRS検査による前頭葉機能の回復が認められた1症例 

11.アリピプラゾール投与により,副作用は全くみられず早期に症状改善のみられた1症例 

12.アリピプラゾール高用量治療の早期導入に成功した入院症例 

13.医療保護入院を余儀なくされた初発例に対してアリピプラゾール24mg/日の開始用量で奏効した1症例 

14.アリピプラゾールを30mg/日まで増量することにより著明な有効性が確認された1症例 

15.初発例に対するアリピプラゾール24mg/日からの使用経験 

16.暴力行為もみられた初発例にアリピプラゾール24mg/日以上投与と補助薬の工夫により長期維持療法が可能となった1症例 

17.アリピプラゾールを初発時より使用し,2年半の長期継続投与が可能となった1症例 

18.顕著な精神運動興奮を伴った初発例に対してアリピプラゾールの継続投与により有効性がみられた1症例 

19.就労を継続するうえでアリピプラゾールが最適な薬剤と思われた1症例 

20.10歳代で発症した緊張型早期発症統合失調症にアリピプラゾール投与が有効であった1症例 

21.10歳代の初発例にアリピプラゾール12mg/日以上投与し,早期に症状が改善した1症例 

22.アリピプラゾール投与により早期に精神症状が改善し退院に至った初発例の報告 

23.アリピプラゾールによる随伴症状を克服し,患者との信頼関係を築いた初発奨励 

24.遅発性統合失調症の初発例にアリピプラゾールを投与し,早期の改善効果が確認された1症例 

25.興奮を伴った初発例にアリピプラゾール24mg/日を投与して静穏に至った1症例 

26.アリピプラゾールの投与により持続勃起症の再発が予防できた1症例

27.医療保護入院初発例に対してアリピプラゾール24mg/日の開始用量で早期に症状改善が確認された1症例 

28.アリピプラゾール12mg/日の開始用量で早期に症状改善が確認された1症例 

29.未治療期間の長かった初発例に対するアリピプラゾールの使用経験

30.アリピプラゾール18~24mg/日の投与で有効性を示した1症例 

31.アリピプラゾールの単剤投与を行い,寛解状態に至った初発1症例 

32.アリピプラゾールの一次拒薬を乗り越え維持治療が可能となった1症例 

33.初発例にアリピプラゾール単独投与で症状緩和に至った1症例 

34.アリピプラゾール投与により学生生活を取り戻した1症例 


再発・再燃例

1.精神運動不穏の認められた症例にアリピプラゾールを投与し,2週間以内に症状改善がみられた1症例 

2.再発・再燃例にアリピプラゾールを投与し,コンプライアンスの向上と長期の再発予防が可能となった1症例 

3.アリピプラゾール投与により服薬アドヒアランスの改善がみられた1症例 

4.拒薬傾向が強くあったが,アリピプラゾール投与によりアドヒアランスが向上し,社会復帰に至った1症例 

5.これまで度々断薬を続けていたがアリピプラゾールにより継続投与が可能となり社会復帰に至った1症例 

6.アリピプラゾール投与により早期の症状改善とアドヒアランスの向上が確認された1症例

7.激しい精神運動興奮を伴った急性期症状を有する再発・再燃例でアリピプラゾール投与による有効性が確認された1症例

8.アリピプラゾールの投与によりアドヒアランスの向上がみられた再発・再燃例の報告 

9.希死念慮の強い再発・再燃例にアリピプラゾールが奏効した1症例 

10.アリピプラゾール投与により,アドヒアランスの向上と早期の症状改善を認めた再発・再燃の1症例 

11.急性期症状をアリピプラゾールと一時的な補助薬の併用により乗り切った1症例 

12.急性期から回復・維持期までアリピプラゾールの長期服用が可能となった1症例 

13.アリピプラゾールを30mg/日まで増量することにより著明な改善効果が得られた1症例 

14.興奮を伴った特異な体感幻覚を有する症例にアリピプラゾールを投与し,長期に症状が安定し,高いアドヒアランスが保たれた1症例 

15.アリピプラゾールを早期に増量したことから,激しい精神運動興奮のコントロールが可能となった1症例 

16.アリピプラゾール12mg/日の投与により幻覚・妄想が消失するも空虚感や易疲労感のみられた1症例 

17.アリピプラゾール投与により病識があらわれ長期継続投与が可能となった1症例 

18.興奮を伴った急性期症状を有する再発・再燃例に対するアリピプラゾール12mg/日からの使用経験 

19.激しい精神運動興奮を伴った急性期症状に対するアリピプラゾールの使用経験 

20.緊張病性昏迷状態で措置入院に至った再発・再燃例に対するアリピプラゾールの使用経験 

21.強い精神運動興奮を認めたが,アドヒアランスを重視し,アリピプラゾールを選択,奏効した1症例 

22.拒薬傾向の強い患者に対して,アリピプラゾール投与により服薬コンプライアンス維持につながった1症例 

23.アリピプラゾール投与後,アカシジア様症状がみられたが用量を増量することにより乗り切った1症例 

24.経口内服薬に不信感を抱いていた患者にアリピプラゾールを投与し,継続投与が可能となり病識の獲得を格段に進めた1症例 

25.初発時と同様にアリピプラゾールが有効だった再発例 

26.服薬コンプライアンスに問題のあった症例にアリピプラゾールを投与し,継続治療が可能となった1症例 

27.興奮を伴った措置入院例に対するアリピプラゾールの使用経験 

28.アリピプラゾール投与により,服薬アドヒアランスが向上し復職も果たした1症例 

29.精神運動興奮を伴った再燃例に対してアリピプラゾールの高用量と補助薬の併用により乗り切った1症例 

30.アリピプラゾール投与により,幻覚妄想の改善のみならず,病識の獲得や女性らしさの回復まで確認された1症例 

31.アリピプラゾール18mg/日の開始用量で奏効した1症例 

32.急性期の遷延した陽性症状にアリピプラゾールとゾテピンの併用が有効であった1症例 

33.アリピプラゾール投与により外部との交流が改善した1症例 

34.精神運動興奮の著明な妄想型統合失調症にアリピプラゾール30mg/日の開始用量で著名改善を示した1症例 

35.長期にわたる無為・自閉状態の再発・再燃例にアリピプラゾール投与により社会生活レベルが改善した1症例

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