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COPDの薬物療法の新展開

基礎医学とのダイアローグ テトラスパニンCD9とCOPD

Role of tetraspanin CD9 in COPD

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.19 No.2 84-89, 2011
著者名
立花功 / 武田 吉人 / 鈴木真優美 / 川瀬一郎
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
呼吸器
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 老年科
媒体
THE LUNG perspectives

Summary  細胞膜を4回貫通する特徴的構造を有するテトラスパニンは,パートナーとなる機能分子をオーガナイズして脂質に富む膜ミクロ領域(TEM)を構築する。テトラスパニンの1つCD9は,膜ミクロ領域においてCD14と結合し,リポ多糖(LPS)刺激時に受容体であるCD14/Toll様受容体(TLR4)コンプレックスの形成を阻害してマクロファージの活性化と肺の炎症を減弱させる。CD9ノックアウト(KO)マウスはLPS刺激により強い肺の炎症を起こし,CD9/CD81ダブルノックアウト(DKO)マウスは慢性閉塞性肺疾患(COPD)様の病態を自然発症する。脂質に結合したTEMの異常が,慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺の炎症の一因である可能性がある。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
THE LUNG perspectives2011年4月号(Vol.19 No.2)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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【特集 COPDの薬物療法の新展開 】

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