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COPDの薬物療法の新展開
COPD の病態理論に基づく治療薬の選択
Therapeutic options based on the pathoetiologic mechanism of COPD
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- 掲載誌
- THE LUNG perspectives Vol.19 No.2 19-21, 2011
- 著者名
- 青柴和徹
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 呼吸器
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 老年科
- 媒体
- THE LUNG perspectives
Summary
疾患の発症過程は,①固有の原因(リスク)の存在,②特定の病変(病理)の出現,③特徴的な臨床症状の発症に分けて考えることができる。したがってCOPD治療薬の標的は,①原因(喫煙,加齢,遺伝子要因),②病変(気道壁線維化,肺胞破壊,粘液過剰分泌,肺動脈壁肥厚,全身性炎症),③症状(気流閉塞,喀痰,肺高血圧症,全身併存症)と,④原因→病変→症状を推進する機序(炎症,アポトーシス,細胞老化,酸化ストレス)の抑制になる。しかしながら現在使用可能なCOPD治療薬は,一部で機序不明な進行抑制効果が示されたものはあるが,多くは症状の緩和を目的としている。本稿では,COPDの病態を踏まえた治療薬の開発の現況について述べる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
