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COPDの薬物療法の新展開

抗炎症薬の将来展望

Perspectives for the Anti-inflammatory Agents

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.19 No.2 58-62, 2011
著者名
安尾将法 / 花岡正幸 / 久保惠嗣
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
呼吸器
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 老年科
媒体
THE LUNG perspectives

Summary  COPDの病態は炎症と加齢という側面抜きには議論することができない。特に“炎症”についてはCOPDの定義そのものである。現在この炎症について,全身性の炎症を抑えることがCOPDの予後改善にも寄与するのではないかという観点からのアプローチと,COPDを惹起する主体となる炎症を見出してこれをターゲットに治療を行うというアプローチがあり,どちらもポジティブな成果が得られつつある。新たな視点でCOPDの炎症をコントロールしていく治療は今後の発展が期待される分野である。  ①Fundamentals:COPDが“炎症”を疾患背景にもつことはCOPDの定義として示されている。中枢~末梢気道,肺胞,肺血管に病理学的な変化を起こすがこの原因はタバコ煙などによる炎症が原因と考えられている。この炎症は全身にも波及するものと考えられる1)。  ②Up-to-date:COPDが全身性の炎症という側面をもつ点から,スタチンや抗菌活性のないマクロライドなどの投与が検討されている。また,分子標的治療が現実のものになっている現在,抗炎症というアプローチは将来のCOPD治療の可能性という点で有望な分野である。抗炎症作用を主眼としたCOPDの治療薬として最も臨床応用に近い薬剤がホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害薬である。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

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THE LUNG perspectives2011年4月号(Vol.19 No.2)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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【特集 COPDの薬物療法の新展開 】

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