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M-Review

Laboratory Techniques(Trends in Hematological Malignancies)

第2回 フローサイトメーター―マーカー分析の考え方と見方

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掲載誌
Trends in Hematological Malignancies Vol.4 No.1 33-38, 2012
著者名
大森勝之
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Trends in Hematological Malignancies

「はじめに」近年では新たな治療戦略が臨床応用され, 白血病の寛解率は著しく向上した. したがって, 病態, 病期に応じた的確な検査診断を行うことが重要となる. WHO分類では形態学・遺伝子検査に加えて, モノクローナル抗体(monoclonal antibody;MoAb)とフローサイトメーター(flow cytometer;FCM)を用いたマーカー分析の結果を参考にするため, 白血病・悪性リンパ腫の診断に必須となる. 本稿では, マーカー分析の考え方と見方について解説する.
「マーカー分析の考え方」マーカー分析は, 白血病細胞, 悪性リンパ腫, 固形腫瘍(がん細胞)などについて, 腫瘍性(clonality)の確定, 細胞の系統・分化成熟段階, 微小残存病変(minimal residual disease;MRD), 二次性白血病の診断および転移などの病期分類に有用である. また, 治療法の選択, 予後の推定, 病態および病因の解明にも応用することができる1). これらの検査を, 迅速, 客観的および定量的に診断できる点が特徴である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Trends in Hematological Malignancies2012年3月号(Vol.4 No.1)

近年,造血器腫瘍診療の進歩はめざましく,新規の治療薬や治療法が次々と臨床の現場に導入される一方で,使用法や副作用をめぐるこれまでにはなかった問題点も新に生じてきている。本誌は,常にアップデートされていくエビデンスの中から臨床の現場に直結した最新情報を厳選し,視覚的効果を駆使しつつ「分かり易く」のコンセプトのもと一歩先のトレンドを指し示す。

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