座談会(Round Table Discussion)
中・高悪性度B細胞リンパ腫診療の現状と展望
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- 掲載誌
- Trends in Hematological Malignancies Vol.4 No.1 8-13, 2012
- 著者名
- 飛内賢正 / 竹内賢吾 / 丸山大 / 山本一仁
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Trends in Hematological Malignancies
「中・高悪性度B細胞リンパ腫の分類と概念」
飛内:今回は「中・高悪性度B細胞リンパ腫診療の現状と展望」というテーマで, 特にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma;DLBCL)およびバーキットリンパ腫(Burkitt lymphoma;BL)を中心に討議したいと思います. まずBLおよびDLBCLがどのようなものかについて, 病理学的立場から竹内先生にご説明をお願いしたいと思います.
竹内:ポイントをあえて一言でいえばMYC遺伝子です. BLはMYCあるいは非常に少ない付加的遺伝子異常で発症する胚中心B細胞表現型(germinal center B-cell phenotype)の進行性リンパ腫と定義されますが, 実際の診断においてはかなりの幅があります. たとえば, MYCの再構成がないと判断されたものは従来BLには分類されなかったのですが, WHO分類第4版ではMYC再構成の有無にかかわらず病理組織学的に典型的であればBLと分類され, 実際に5~10%程度の症例ではMYC再構成が証明されないこと, またこのような症例においても他の解析法でMYC再構成がみつかる可能性のあることが言及されています.
飛内:今回は「中・高悪性度B細胞リンパ腫診療の現状と展望」というテーマで, 特にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma;DLBCL)およびバーキットリンパ腫(Burkitt lymphoma;BL)を中心に討議したいと思います. まずBLおよびDLBCLがどのようなものかについて, 病理学的立場から竹内先生にご説明をお願いしたいと思います.
竹内:ポイントをあえて一言でいえばMYC遺伝子です. BLはMYCあるいは非常に少ない付加的遺伝子異常で発症する胚中心B細胞表現型(germinal center B-cell phenotype)の進行性リンパ腫と定義されますが, 実際の診断においてはかなりの幅があります. たとえば, MYCの再構成がないと判断されたものは従来BLには分類されなかったのですが, WHO分類第4版ではMYC再構成の有無にかかわらず病理組織学的に典型的であればBLと分類され, 実際に5~10%程度の症例ではMYC再構成が証明されないこと, またこのような症例においても他の解析法でMYC再構成がみつかる可能性のあることが言及されています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
