座談会(Round Table Discussion)
骨髄腫治療の現状―診療現場で可能な最適な治療選択とは
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- 掲載誌
- Trends in Hematological Malignancies Vol.2 No.4 8-15, 2010
- 著者名
- 飯田真介 / 尾崎修治 / 角南一貴 / 中世古知昭
- 記事体裁
- 座談会・対談 / 全文記事
- 疾患領域
- 血液 / 癌 / 再生医療
- 診療科目
- 血液内科
- 媒体
- Trends in Hematological Malignancies
「自家造血幹細胞移植および同種造血幹細胞移植の現状と課題」飯田 今回は「骨髄腫治療の現状」というテーマで, わが国の現時点における最適な治療および今後の課題について議論していきたいと思います. 多発性骨髄腫の診断については, 2003年に国際骨髄腫ワーキンググループ(International Myeloma Working Group;IMWG)から形質細胞腫瘍の診断基準が提唱され, なかでも高カルシウム血症(calcium), 腎不全(renal insufficiency), 貧血(anemia), 骨病変(bone lesions)のCRABなどの臓器障害を有する症候性骨髄腫が治療対象として明確化されました. 骨髄腫の治療に関しては, 一般的に65歳を境にその上下で異なる治療方針をとり, たとえば65歳未満では自家造血幹細胞移植を併用した大量メルファラン療法が1つの柱になっていました. しかし, わが国でもボルテゾミブ, サリドマイド, レナリドミドの3新規薬剤が骨髄腫治療薬として臨床適応されるようになった現状において, 日常診療の中で最適な治療が改めて問われています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
