【特集 レスベラトロール】
レスベラトロールの糖尿病,メタボリックシンドロームへの応用
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.8 No.6 62-65, 2012
- 著者名
- 井上浩義 / 母里彩子 / 久保田真理
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 糖尿病 / アンチエイジング
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 腫瘍内科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「諸言」非栄養素で植物性素材(フィトケミカル)の一種であるポリフェノールは, 抗酸化作用などが注目を集め, 多くの研究が積み重ねられている. このポリフェノール分類でフェニルプロパノイド類に属するレスベラトロールは, trans体(3,5,4'-trihydroxy-1,2-diphenylethene)が流通して研究にも多く使用されているが, ほかにもcis体あるいは多量体など, さまざまな構造体が存在する. 自然界には, よく知られたブドウ科の果皮や葉だけでなく, ツツジ科, マメ科, ユリ科などの広い植物でファイトアレキシン(植物由来抗菌性二次代謝物)として見出されている. ただし, その含有量は非常に少なく, 1992年のフレンチ・パラドックスとの関連指摘からも, しばらくは食としての注目はなされなかった. しかし, 2006年Natureに発表されたSinclair博士らグループによる, 高カロリー食におけるレスベラトロールの効果の報文以降, 多くの研究がなされるようになり, 本稿で記す糖尿病メタボリックシンドロームへの応用に関しても急激にその展開がなされている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
