【特集 レスベラトロール】
レスベラトロールの筋肉・神経疾患への応用
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.8 No.6 54-60, 2012
- 著者名
- 堀尾嘉幸 / 久野篤史
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 神経疾患 / アンチエイジング
- 診療科目
- 脳神経外科 / 神経内科 / 老年科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「はじめに」本稿では, 私たちの行っているレスベラトロールの筋疾患治療への試みを紹介するとともに, 神経疾患治療への応用についても概説する. レスベラトロールは物質自体に還元能をもつ抗酸化物質であるが, タンパク質脱アセチル化酵素のSIRT1活性化を介した抗酸化作用ももっている. レスベラトロールは間接的にSIRT1を活性化し, 活性化されたSIRT1は転写因子のFOXOsや転写のコファクターであるPGC1αを脱アセチル化して活性化し, これらの因子はSOD2(superoxide dismutase/MnSOD)などの抗酸化タンパク質を増加させる1)-3). アンチマイシンAは, ミトコンドリアの電子伝達系の複合体IIIを阻害する真菌由来の抗生物質であり, 細胞に作用させると活性酸素種(ROS)を産生させる. 細胞をアンチマイシンAで処理すると, ミトコンドリアからROSが産生され, 細胞死を起こす.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
