休刊によせて 編集委員より(Frontiers in Gastroenterology)
巻頭対談からみた医学,医療の移り変わり
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- 掲載誌
- Frontiers in Gastroenterology Vol.20 No.1 8-9, 2015
- 著者名
- 木下 芳一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / アレルギー・免疫
- 診療科目
- 消化器内科
- 媒体
- Frontiers in Gastroenterology
Frontiers in Gastroenterology の制作には2006年から関わらせていただいた。制作に関わっていても読者の一人として本誌を手に取っていても最も印象に残っているのは巻頭の対談記事であった。写真や図表が多く対談出席者の生に近い意見が掲載されているのももちろん対談記事の魅力の一つであるが,その時その時の時代の流れを色濃く反映したテーマと特徴ある対談出席者が最大の魅力であったと思われる。2006年ごろは医療バッシングのはげしかったころで新聞を開くたびに医療事故が大きく取り上げられていた。毎朝新聞を開くのが憂鬱であったのを覚えている。また,強引な卒後臨床研修制度の開始もあり病院で急性期医療を担う医師が急速に少なくなった時代でもあった。この実態をまとめた小松秀樹氏の「医療崩壊」がベストセラーとなりマスメディアはこぞって医療崩壊を書きなぐっていた。このときに小松氏に出席いただいて「医療崩壊」をテーマとして対談をしたことを今でも覚えている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
