実験講座
肝臓内NKT細胞の免疫応答の解析:膵島の肝内移植拒絶反応の制御に関連して
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.20 No.4 77-83, 2013
- 著者名
- 安波洋一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病 / 再生医療
- 診療科目
- 糖尿病・代謝・内分泌科 / 消化器外科
- 媒体
- Surgery Frontier
[Summary] 臨床膵島移植の最重要課題である移植早期膵島拒絶反応に関する研究過程でNKT細胞に出会い, HMGB1―樹状細胞―NKT細胞―好中球―IFN-γが関与する新たな拒絶反応の機序と制御法を見出し, その概要を紹介した. [はじめに] NKT細胞はNK受容体とT細胞受容体を同時に発現する免疫担当細胞でT細胞, B細胞, NK細胞に次ぐ第4のリンパ球として谷口らにより1997年に発見された1). NKT細胞は主に肝臓, 脾臓, 骨髄に, そして末梢血中にも存在する. NKT細胞は活性化すると大量のTh1 (IFN-γ)とTh2 (IL-4)サイトカインを産生, 放出し, エフェクター細胞としてのみならず, 調節性細胞としての機能を有し, 種々の疾患の病態(感染症, 癌, 自己免疫病, 移植免疫など)に関与している2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
