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M-Review

【特集 細胞とヒトの多様なストレス応答】

Ⅰ.細胞のストレス応答 ミトコンドリアのストレス応答

Mitochondrial responses against various types of stress

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掲載誌
Surgery Frontier Vol.20 No.4 35-39, 2013
著者名
清水重臣
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 糖尿病 / 消化器 / 神経疾患 / 脳血管障害
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 心臓血管外科 / 脳神経外科 / 消化器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科
媒体
Surgery Frontier

[Summary] ミトコンドリアは, エネルギーの産生器官として生命維持に必須のオルガネラである. ミトコンドリアは, 活性酸素やカルシウムイオン, 細胞死シグナルなどのストレスに不断に曝されている. ミトコンドリアはこれらのストレスの強弱を感知し, ミトコンドリア膜の透過性を変化させることなどにより, 生体の恒常性維持に貢献している. ミトコンドリアに過剰なストレスが加わると, ミトコンドリアの機能不全から細胞死が誘導される. [はじめに] ミトコンドリアはほとんどの真核生物が有している約1μm程度のオルガネラであり, エネルギーの産生器官として生命維持に必須の器官である. ミトコンドリアは, 主に脂質二重膜で構成される外膜, 蛋白質が豊富な内膜, 内膜に囲まれたマトリックスなどから構成されている. ミトコンドリア内膜の内外には, 通常-180mVの膜電位(水素イオン濃度勾配)が存在しており, この電気エネルギーを利用して, カルシウムイオンの制御やATP合成など, 生命にとって欠かすことのできない役割を果たしている.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Surgery Frontier2013年12月号(Vol.20 No.4)

外科的治療をより安全に行うためには,生体への侵襲をできる限り軽減する必要があり,近年この侵襲に関する研究はますます重要視され,飛躍的な進歩を遂げている。本誌は侵襲学およびその周辺の基礎科学の最新の研究成果を速やかに,ビジュアルな誌面構成で提供し,外科臨床におけるその応用の促進をはかる。

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