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第79回細胞周期の最新知見 ゲノムDNA複製開始制御機構
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.20 No.4 74-76, 2013
- 著者名
- 水島徹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 皮膚疾患 / 癌 / 再生医療
- 診療科目
- 呼吸器内科 / 皮膚科 / 腫瘍内科
- 媒体
- Surgery Frontier
[Summary] 原核生物でも真核生物でも, 母細胞から娘細胞へ染色体DNAが過不足なく受け継がれるためには, DNA複製開始反応は厳密に制御されなければならない. 原核生物ではこの制御が主に, 複製開始蛋白質DnaAの活性制御により行われている. 一方, 真核生物では, サイクリン/サイクリン依存性キナーゼによる制御と, 複製開始蛋白質ORC (origin recognition complex)の活性制御が知られているが, 最近この両者の関係性も明らかになり注目されている. 本総説ではこの問題に関する筆者らの最近の研究成果を中心に概説する. [はじめに] 細胞が常に一定のDNAをもつためには, 細胞分裂と協調するように, 染色体DNA複製の開始反応を厳密に制御しなければならない. すなわち, 細胞周期あたり1回だけ確実にDNA複製を開始させる必要がある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
