腫瘍をめぐるQ&A
Question 右側結腸癌手術におけるCME,CVLについて教えてください
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- 掲載誌
- Surgery Frontier Vol.20 No.4 94-96, 2013
- 著者名
- 竹政伊知朗 / 植村守 / 西村潤一 / 畑泰司 / 水島 恒和 / 山本 浩文 / 土岐 祐一郎 / 森 正樹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 手術・救急 / 消化器外科
- 媒体
- Surgery Frontier
[Answer] リンパ節転移は結腸癌の予後を規定する重要な因子であり, 正確な病期診断のためには最低でも12個以上のリンパ節郭清が必要であることが示されている1)2). 一方, リンパ節郭清の直接的有用性を示す臨床的エビデンスはまだ得られていないが, リンパ節検索個数が増えるにつれ, 結腸癌の予後が改善することが報告されるようになり3)4), リンパ節郭清の個数が多いことはより根治的に大腸癌手術が行われたことを表し, 手術クオリティーの評価対象となっている3). しかしながら, 世界的には結腸癌に対するリンパ節郭清や腸管切除長などの手技はいまだ統一されていない. 日本では結腸進行癌に対して, 腫瘍局在の解剖学的な膜構造とリンパ流に基づき, 層に沿った腸管の剥離・授動と, 腸管軸方向の壁在および腸管傍リンパ節と中枢方向の中間リンパ節および主リンパ節を郭清するD3郭清を標準手技としている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
