【特集 生殖再生医学】
各論 卵子幹細胞
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- 掲載誌
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.21 No.2 41-45, 2014
- 著者名
- 高井泰
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病 / 再生医療
- 診療科目
- 産婦人科
- 媒体
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
「Summary」最近, 卵巣組織中から卵子幹細胞と考えられる細胞が分離され, マウスでは産仔が得られたとの報告がなされた. 卵巣組織中から増殖可能な生殖系列細胞が得られたという報告が複数の研究機関からなされたことは, 成体卵巣中の始原生殖細胞は補充・再生されないという従来の学説の見直しを迫るものかもしれない. 卵子幹細胞の発見は, 生殖補助医療(ART)などの不妊治療や悪性腫瘍患者の妊孕性温存のみならず, 卵子生成のメカニズムの研究にも応用可能と思われる. 「卵巣組織からの卵子幹細胞(OSCs)の分離」卵巣中の始原生殖細胞は出生後減り続けるのみであり, 補充・再生されないというのは生殖医学における「セントラル・ドグマ」ともいうべき学説であった. しかしながら, 複数の施設から, ショウジョウバエやメダカ同様に, マウス成体卵巣中にも少数の増殖可能な生殖細胞が存在し, 卵子さらには産仔を生成しうることが報告された1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
