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M-Review

【特集 生殖再生医学】

各論 ヒトクローンES細胞の樹立

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掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.21 No.2 21-24, 2014
著者名
山田満稔 / 浜谷 敏生 / 阿久津英憲 / 山田(福永)朝子 / 吉村?典
記事体裁
抄録
疾患領域
再生医療
診療科目
一般外科 / 循環器内科 / 心臓血管外科 / 脳神経外科 / 整形外科 / 産婦人科 / 形成外科 / 腎臓内科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 神経内科 / 眼科 / 耳鼻咽喉科 / 消化器外科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY

「Summary」体細胞核移植により体細胞核をリプログラミング(reprogramming)した核移植再構築卵(クローン胚)を胚盤胞まで発生させたあとにES細胞を樹立することは, 免疫拒絶されることのない, 患者自身に適合する幹細胞の作成につながる. しかしこれまでヒトクローンES細胞の樹立の試みは, いずれも卵割期に発生停止し不可能であった. 2011年にEgliらのグループはゲノム除去操作をせずに体細胞核移植を行うことでヒト3倍体ES細胞の樹立に成功した. さらに2013年にTachibanaらのグループは, ヒト2倍体ES細胞の樹立を報告するに至った. 以上の知見から, ヒト卵子には分化した体細胞のエピジェネティックメモリーを消去し, reprogrammingする能力があることが示された. 「はじめに―クローン技術(SCNT)とクローンES細胞(ntESCs)とは―」核移植によるゲノムの初期化技術により, 患者自身のクローン胚から多能性幹細胞の樹立を行うことは免疫拒絶の心配のない安全な細胞移植や臓器移植を可能とするため, 再生医療の本来の目的に沿ったものになりうる(治療クローニング; therapeutic cloning)1)2).

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY2014年6月号(Vol.21 No.2)

本誌は,現在,飛躍的な進展をみせている国内外のホルモン研究の最前線と,生殖医学の実践にいかに導入するかを,平易なレビュー形式で紹介。臨床医家が「女性ホルモン」研究にあたって参考となるような情報を網羅し,わかりやすい解説を目ざしている。

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