【特集 生殖再生医学】
各論 iPS細胞より生殖細胞への分化
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- 掲載誌
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.21 No.2 25-28, 2014
- 著者名
- 林克彦 / 斎藤通紀
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 再生医療
- 診療科目
- 産婦人科
- 媒体
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
「Summary」生殖細胞系列はさまざまな分化過程を経て最終的に卵子と精子になる. 万能細胞であるiPS細胞から生殖細胞を体外培養系で分化誘導するためには, 体内で起こる生殖細胞の分化過程をiPS細胞に正確に組み込むことが重要である. 最近, われわれは生殖細胞系列の源である始原生殖細胞をマウスのiPS細胞から分化誘導した. 誘導された始原生殖細胞は卵子や精子に分化する能力をもっていたが, 実験動物の枠組みを超えた応用などにはまだまだ課題が多い. 「はじめに」人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell; iPS細胞)は, 個体を形成するすべての体細胞系列と生殖細胞系列に寄与する1). 特にマウスではその多能性はキメラマウスの作製により実験的に証明され, たとえばiPS細胞を胎盤のみに寄与する4倍体の胚盤胞に導入した場合, すべての細胞がiPS細胞に由来する個体が発生する2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
