【特集 生殖再生医学】
各論 精子幹細胞
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- 掲載誌
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.21 No.2 35-40, 2014
- 著者名
- 古目谷暢 / 小川毅彦
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 泌尿器 / 再生医療
- 診療科目
- 産婦人科 / 泌尿器科
- 媒体
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
「Summary」精子幹細胞は精子形成の根幹を成しており, その分化増殖メカニズムの研究は男性不妊の病態解明と治療法の開発に必要不可欠である. 近年, 精子幹細胞の研究は大きく進展しており, マウスでは器官培養法を用いて精子幹細胞からの精子産生がin vitroで可能となった. さらにES細胞やiPS細胞から精子を産生することが可能になった. 今後ヒトへの応用が可能となれば, 男性不妊の研究の進展が期待される. 「はじめに」精子形成は, 精巣内の生殖細胞と支持細胞であるセルトリ細胞やライディッヒ細胞などの体細胞との調和のとれた相互作用によって成立しており, いずれが欠けても精子形成は進展しない. そのなかでも, 精子幹細胞は分化成熟し精子になるという最も大事な役割を担っている. さらに精子幹細胞は自己複製増殖により自らを一定数維持し続けており, これが生涯にわたる精子産生に必須である. それゆえ, 精子幹細胞の増殖・分化のメカニズムの研究は男性不妊の病態解明と治療法の開発にとって重要である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
