【特集 生殖再生医学】
各論 ES細胞より生殖細胞への分化
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.21 No.2 29-33, 2014
- 著者名
- 上條慎太郎 / 浜谷 敏生
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 再生医療
- 診療科目
- 産婦人科
- 媒体
- HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
「Summary」ES細胞から生殖細胞への分化では, 最近のマウスにおける研究の進歩が目ざましく, サイトカインによる刺激あるいは生殖細胞形成過程に重要な遺伝子を強制発現させることにより始原生殖細胞様細胞への誘導系が確立された. ヒトにおいても, マウスによる成果からさまざまな誘導系が試行されているが, 現時点では生殖細胞が得られたという報告はない. 生殖細胞の作成は次世代の生命をつくり出すことに繋がるため, 十分な倫理的配慮が必要である. 現在, ES細胞から生殖細胞の作成は承認されているが, そこから受精胚を作成することは禁じられている. 「はじめに」胚性幹細胞(embryonic stem cell; ES細胞)は, 胚盤胞期着床前期胚の内部細胞塊(inner cell mass; ICM)を単離して培養することによって樹立された細胞株である. 人工多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell; iPS細胞)と同様に分化全能性を有する多能性幹細胞であり, 生殖細胞を含むすべての細胞に分化することが可能であることが知られている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
