【特集 新型(鳥)インフルエンザ―高病原性インフルエンザへの備え】
インフルエンザの特殊管理・治療
Special management and treatment of influenza
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- 掲載誌
- THE LUNG perspectives Vol.20 No.4 49-53, 2012
- 著者名
- 林三千雄
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 感染症
- 診療科目
- 呼吸器内科
- 媒体
- THE LUNG perspectives
「Summary」 本稿では特殊治療として体外式膜型人工肺(ECMO)と空気感染対策について述べる. インフルエンザ2009の重症呼吸管理においてECMOは有力な1つのオプションであることが欧米各国からの報告により示された. 次の新しいインフルエンザの発生に備え, 国内で戦略的にECMO治療を行うならば, 習熟した医療従事者が多く必要になり, 今後トレーニングや集約化などが必要になると考えられる. 次に, インフルエンザの伝搬経路として空気感染はいくつかの観察的研究や基礎実験で示されており, 特に新型インフルエンザなどの病原性が未知の疾患では空気感染対策を行う必要がある. 空気感染対策ではN95マスクが有名であるが長時間の使用が難しいため, 感染症指定医療機関などの中核施設においては電動ファン付き呼吸用防護具(PAPR)の使用も検討する必要がある. 当然, 特殊な感染対策を実施するためにはより基本的な感染対策である標準予防策, 接触感染予防策の日常的な実践が不可避である.
「Key words」ECMO, PCPS, 空気感染対策, PAPR
「Key words」ECMO, PCPS, 空気感染対策, PAPR
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
