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M-Review

【特集 新型(鳥)インフルエンザ―高病原性インフルエンザへの備え】

インフルエンザの基礎知識

Tips of influenza virus

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.20 No.4 14-18, 2012
著者名
中村茂樹 / 河野 茂
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
THE LUNG perspectives

「Summary」 インフルエンザウイルスはオルソミクソウイルス科に属するRNAウイルスである. 容易に抗原変異を起こし, 抗原不連続変異で発生した新型ウイルスに対し宿主は免疫を保有していないため世界的流行(パンデミック)となる. 感染すると1~2日の潜伏期の後に突然40℃前後の高熱で発症し, 普通感冒と異なり筋肉痛, 倦怠感など全身症状が強いことが特徴である. 合併症として二次性細菌性肺炎は重要で, 高齢者などのハイリスク患者では重症化しやすく特に注意が必要である. インフルエンザの社会的影響は超過死亡で表現されるが, ワクチンの有効性を評価する指標としても有用である.
「はじめに」 人類はこれまで数回のインフルエンザの世界的流行(パンデミック)を経験した. なかでも1918~1919年の大流行(通称, スペイン風邪)では, 世界人口の約50%が感染し, 死亡者数は2,000万人以上に上った. また, 2009年にはブタ由来とされるH1N1ウイルス, いわゆる新型インフルエンザが世界中で流行し, 各地で多数の死亡例が報告されたことは記憶に新しいところである.
「Key words」インフルエンザ, パンデミック, 抗原不連続変異, 二次性細菌性肺炎, 超過死亡

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE LUNG perspectives2012年秋号(Vol.20 No.4)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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