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M-Review

【特集 新型(鳥)インフルエンザ―高病原性インフルエンザへの備え】

インフルエンザの診断

Diagnosis of influenza

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掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.20 No.4 39-42, 2012
著者名
近藤光子
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
THE LUNG perspectives

「Summary」 インフルエンザの臨床症状は38℃以上の発熱, 頭痛, 関節痛, 筋肉痛などの全身症状が急激に出現してくるのが特徴で, 潜伏期は1~4日である. 年齢による症状の違いがあり, インフルエンザ脳症は乳幼児に多く, 肺炎は基礎疾患を有する患者や高齢者に多い. 臨床現場では診断に迅速診断法が広く用いられており, 鼻腔吸引液, 鼻腔ぬぐい液, 咽頭ぬぐい液を採取し15分以内に判定できる. ウイルス量が少ない発症初期では偽陰性になることもある点には注意する. A型, B型を鑑別でき, A香港型, Aソ連型, A(H1N1)pdm09のすべてに反応する. 高病原性鳥インフルエンザH5N1やA(H1N1)pdm09などの特定のA型の亜型を検出するキットも開発されている. ウイルスの確認検査にはウイルス分離法とポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法が行われ, ウイルスサーベイランスにも用いられる.
「Key words」発熱, イフルエンザ脳症, 肺炎, 迅速診断法, PCR法

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE LUNG perspectives2012年秋号(Vol.20 No.4)

肺は代謝・生理・免疫など機能面においても,疾患の原因・病態・診断・治療など臨床面においても,他に類を見ない多様性を持つ。

本誌は成長・加齢に深く関わる気管支喘息・肺気腫・感染症・呼吸不全・肺癌などの疾患を対象に,分子生物学・生理学・形態学・生化学・免疫学などの広い視野から病因・病態・治療を捉える。最新の知見と,基礎的・古典的知識の双方を踏まえた新鮮で正確な情報を提供。

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