【特集 新型(鳥)インフルエンザ―高病原性インフルエンザへの備え】
基礎医学とのダイアローグ 経鼻粘膜投与型インフルエンザワクチンの開発
Development intranasal influenza vaccine
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- 掲載誌
- THE LUNG perspectives Vol.20 No.4 62-66, 2012
- 著者名
- 長谷川秀樹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 感染症
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- THE LUNG perspectives
「Summary」 東南アジアを中心に, 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)がヒトに感染し致死的な病気を起こしている. これら高病原性鳥インフルエンザウイルスがヒトからヒトへの感染能力を獲得し, ヒトの新型インフルエンザとなりパンデミック(大流行)を引き起こす危険性が危惧されている. 新型インフルエンザは一度発生すると基礎免疫をもたないヒトの間で広がり, 病原性の高くないウイルスであっても昨シーズンのように社会的混乱を招きかねず, 流行を防ぐことのできる効果の高いワクチンの開発が急務となっている. より効果の高いワクチン方法として感染の場である粘膜上に免疫を誘導する方法がある. 粘膜上に誘導されるIgA抗体は, ウイルスが粘膜に感染する前にウイルスに特異的に結合し感染そのものを予防することが可能であり, さらに交叉防御能を有し抗原の変異したウイルスに対しても防御効果をもつ特徴がある. 本稿ではワクチンによって粘膜免疫を誘導する経鼻粘膜投与型インフルエンザワクチンについて紹介する.
「Key words」インフルエンザ, ワクチン, 粘膜免疫, 分泌型IgA抗体
「Key words」インフルエンザ, ワクチン, 粘膜免疫, 分泌型IgA抗体
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
