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M-Review

基礎医学セミナー

第7回 ここまでわかってきた漢方薬の「なぜ効くの?」と「本当に効くの?」―科学的エビデンスに基づいた,がん患者のQOLを高める漢方薬の効果―

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掲載誌
がん患者と対症療法 Vol.23 No.2 62-68, 2012
著者名
上園保仁
記事体裁
抄録
疾患領域
癌
診療科目
腫瘍内科 / 麻酔科 / 放射線科
媒体
がん患者と対症療法

『はじめに』 2011年12月発行の本誌22巻2号におきまして, 基礎医学セミナー「がん患者の症状緩和に役立つ漢方薬-漢方薬の有効性を示す, 臨床につながる基礎研究-」を紹介いたしました1). そこから1年が経過し, 漢方薬ががん患者の生活の質(quality of life;QOL)を改善させる可能性のあることが基礎研究ならびに臨床研究を通してさらに進展いたしました. われわれもこの1年, 漢方薬の「なぜ効くの?」について基礎研究を行い, またそれを臨床研究につなげ, 「本当に効くの?」を明らかにするための臨床試験を開始しました. 本稿では, 漢方薬の「なぜ効くの?」と「本当に効くの?」を明らかにするための「漢方薬の基礎研究と臨床研究の最前線」を紹介いたします. がん患者は, がん自体に加えて手術療法, 化学療法, 放射線療法などの副作用などにより倦怠感, 痛み, しびれ, 嘔気・嘔吐など, 多くのQOLを低下させる症状に悩まされています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん患者と対症療法2012年10月号(Vol.23 No.2)

医療界におけるQOL尊重の趨勢に伴い,がんの疼痛対策はもとより,終末期医療のあり方の再検討,がん治療の副作用対策など,対症療法を重視すべきとの議論は盛んになりつつある。がんの諸症状を対象とした対症療法のさまざまな問題点をクローズアップし,医療従事者の診療時の一助となるべく平易に解説。

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