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M-Review

がん疼痛緩和対策のアドバイスQ&A

Question 1 「麻薬」という言葉に拒否反応を示してオピオイドの服用を嫌がる患者には,どのような指導を行うべきでしょうか。

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掲載誌
がん患者と対症療法 Vol.23 No.2 58-61, 2012
著者名
武田文和 / 下山直人
記事体裁
抄録
疾患領域
癌
診療科目
腫瘍内科 / 麻酔科
媒体
がん患者と対症療法

『Question 1』 「麻薬」という言葉に拒否反応を示してオピオイドの服用を嫌がる患者には, どのような指導を行うべきでしょうか. 『Answer 1』 麻薬に対して患者が抱いている負のイメージを具体的に確認することが大切です. 大半は誤解に基づくものですから, 的確な説明を行うことで誤解を解くことができます. そのためには, 医療者自身もオピオイドの薬理作用を理解しておく必要があります. オピオイドの適正使用を阻む患者側の要因を調査した報告によると, 依存, 予後に及ぼす影響, 耐性, そして副作用に対する心配が, オピオイドの服用を躊躇させる主な阻害因子になっています1). これらの阻害因子は, 服薬指導を通して払拭することができます. 「1. 麻薬を使うと中毒になって止められなくなるのではないか?-オピオイドの身体依存, 精神依存に対する不安」 オピオイドは中枢神経に抑制的に作用して鎮痛作用を発現します. オピオイドが長期的に中枢神経を抑制すると, 生体は恒常性を維持するために興奮性神経を賦活化します.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

がん患者と対症療法2012年10月号(Vol.23 No.2)

医療界におけるQOL尊重の趨勢に伴い,がんの疼痛対策はもとより,終末期医療のあり方の再検討,がん治療の副作用対策など,対症療法を重視すべきとの議論は盛んになりつつある。がんの諸症状を対象とした対症療法のさまざまな問題点をクローズアップし,医療従事者の診療時の一助となるべく平易に解説。

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