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第31回日本栄養アセスメント研究会発表演題より

ビタミンK高含有経腸栄養剤のワルファリン療法に及ぼす影響

奥村仙示廣瀬美和武田英二

栄養-評価と治療 Vol.25 No.6, 21-24, 2008

ビタミンK(VK)は, ワルファリンの作用を減弱させることが知られている. VK摂取目安量60~75μg/日に対して, VK高含有経腸栄養剤のVK含有量は62.5μg/100mlと高いため, ワルファリン投与時には慎重投与が求められている. そこで, 過去にワルファリンとVK高含有経腸栄養剤が併用された症例について, VK摂取量のワルファリン療法への影響について検討した. 「I はじめに」現在, 脳血管疾患は悪性新生物, 心疾患に次いで日本人の死亡原因の第3位であり, そのうち脳梗塞は約60%を占める1). ワルファリンは肝臓においてビタミンK(vitamin K;VK)依存性凝固因子の生合成を抑制することにより抗凝固作用や血栓形成予防作用を示し, 脳梗塞の治療にも用いられている. 疾病の治癒回復のためにはより早い段階から腸管を使った栄養供給に移行することが求められており, 食事摂取が難しい場合や食事摂取量が少ない場合に経腸栄養剤が用いられる.

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