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遺伝子操作実験動物-2 AGFノックアウトマウス

―メタボリックシンドロームモデル―

田畑光久尾池雄一

The Lipid Vol.19 No.3, 4-10, 2008

「ANGPTLファミリーとAGF」血管新生や造血に重要な働きをもつアンジオポエチンは, coiled-coilドメイン(CCD)とフィブリノゲン様ドメイン(FLD)を有する分泌型蛋白で, 哺乳類において4種類(ANG1, 2, 3, 4)が同定されている1,2), われわれは1990年代の後半よりアンジオポエチンファミリーの構造上の特徴であるCCDとFLDを有する分子のクローニングにより, 六つの分子の同定に成功した3,4). これらの分子は, ほかの研究グループからも同時期にさまざまな方法で同定され, それぞれ異なる名前で報告されたが, 現在は七つの分子が同定されnomenclature committeeによりアンジオポエチン様分子(angiopoietin-like protein:ANGPTL 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7)と命名されている(図(1)). アンジオポエチンは受容体型チロシンキナーゼであるTie2のリガンドとして発見されたがANGPTLファミリーはTie2には結合せず, その特異的受容体はいまだ同定されていない.

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