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再びコレステロールを考える

(座談会)「再びコレステロールを考える」

北徹寺本民生佐々木淳山下静也酒井寿郎

The Lipid Vol.18 No.3, 7-17, 2007

「北(司会)」本日は「再びコレステロールを考える」というテーマの特集号の座談会です. このテーマに大きくかかわる新ガイドラインが日本動脈硬化学会より新たに公表されましたので, まず寺本先生よりその概要についてお話をいただきます. 「ガイドラインの改訂とその意義」「寺本」1997年に公表された「高脂血症診療ガイドライン」がわが国における動脈硬化の予防を目的として作られた最初のガイドラインです. その後, J-LIT(Japan Lipid Intervention Trial)などの観察的臨床研究が行われ, LDLコレステロール値が低いほど動脈硬化の発症頻度が低いという, わが国のエビデンスが蓄積されました. もう一つ重要な知見は, 複数の危険因子(multiple risk factor)を有すると動脈硬化の発生率がかなり高くなるということです. LDLコレステロール値の高値と同等, もしくはより強い影響を与えるのではないかと思うほどのデータが得られ, 2002年に公表された「動脈硬化性疾患診療ガイドライン」に取り入れられました.

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