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骨粗鬆症治療薬剤の使い分け

遠藤直人佐久間真由美

THE BONE Vol.20 No.1, 73-78, 2006

骨粗鬆症は自立喪失疾患で, ADLの低下, QOLの低下を招く. 骨粗鬆症の治療, 予防においては骨脆弱性(骨強度)の改善, 骨折低減, 抑制のみならす, QOLの維持, 向上までを図ることが重要であり, 患者は一人ひとり個別に評価し, その評価に基づいて薬剤を選択し, 対応する必要がある. 骨粗鬆症は自立喪失疾患である. 骨粗鬆症患者では, 脊椎圧迫骨折, 大腿骨頸部骨折, 上腕骨頸部骨折, 橈骨遠位端骨折などが多くみられ, なかでも大腿骨頸部骨折は骨折後歩行能力が低下し, 約4人に1人は寝たきりに至る. 骨粗鬆症患者は骨折後の生命予後が不良であるのみならず, 骨折直後の疼痛, 活動制限, activity of daily life(ADL)の低下, 移動能力の低下により, 自立喪失の状態に至る(図1). 加えての脊椎多発性椎体骨折では骨折治癒後も脊柱後彎変形などをきたし, quality of life(QOL)低下する1)-4). 骨粗鬆症の治療と予防においては骨折危険因子の評価および高リスク者に 対する介入, 治療を行う.

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