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抗体医薬up to date―リウマチ編

抗体医薬の有効性と安全性;臨床試験の成績を中心に アダリムマブとゴリムマブ

山中寿

Pharma Medica Vol.25 No.4, 19-24, 2007

「はじめに」関節リウマチ(RA)に対する薬物治療は, 過去20年間に大きく変貌したが, 特に2000年以降の生物学的製剤の登場により, その進歩は加速している. インフリキシマブやエタネルセプトが患者の症状の改善のみならず, 関節破壊を抑制することが臨床的にも証明され, 生物学的製剤を用いてTNF αを制御することがRA薬物治療の主流であると考えられるようになっている. この意味で, TNF α に対する抗体製剤として最初に開発されたインフリキシマブの功績は大きいが, インフリキシマブは可変領域にマウス蛋白が含まれているマウス-ヒトキメラ型抗体であるため, ヒト抗キメラ抗体(HACA)の出現による投与時反応と効果の漸減が問題となっている. 実際, インフリキシマブを投与してしばらくは非常に有効であったのに, その後に二次無効のためにエタネルセプトヘの変更を余儀なくされる例に遭遇することも多い. この問題点を考慮して, 次世代の抗体として期待されているのがヒト抗ヒトTNF αモノクロナル抗体であるアダリムマブとゴリムマブである.

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