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過活動膀胱up to date

過活動膀胱の診断

山西友典水野智弥吉田謙一郎

Pharma Medica Vol.24 No.2, 29-32, 2006

「はじめに」過活動膀胱(OAB)は, 2002年, 国際尿禁制学会(International Continence Society;ICS)用語評議委員会によって新しく定義された症状症候群である1). OABは, 排尿筋の不随意収縮(排尿筋過活動:detrusor overactivity;DO)を示唆する症状としての尿意切迫感を認めることが必須で, 通常頻尿, 夜間頻尿を伴い, 切迫性尿失禁を伴う場合(OAB wet)と伴わない場合(OAB dry)があると定義された. またOABは, 「日常診療において経験的に診断し, 症状, 身体所見などを評価し, 器質的疾患を除外した後の, 初期の排尿管理のために用いるもの」とされているので, OABの診断には, まず症状からの診断が重要であり, 次に他の疾患を除外する必要がある. 本邦において2005年に過活動膀胱診療ガイドラインが発売された2). 本稿ではこのガイドラインに沿ってOABの診断につき解説する.

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