直腸癌治療の新知見
【特別寄稿】重粒子線治療の今
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.2 No.3 39-44, 2009
- 著者名
- 山田 滋 / 篠藤誠 / 鎌田正 / 辻井博彦
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
「はじめに」放射線医学総合研究所(放医研)では世界ではじめて医療を目的として重粒子加速器(HIMAC:Heavy Ion Medical Accelerator in Chiba)を開発した(図(1)). この装置から発生される重粒子線*を用いて平成6(1994)年6月より固形癌に対する治療を施行してきた. 平成15年11月には厚生労働省より「固形がんに対する重粒子線治療」という名称で先進医療の承認が得られた. 15年間を経過し平成21年2月までに約4,500人の治療を行った(図(2)). 直腸癌術後再発に対する炭素イオン線治療は, 2001年4月からphase I/II臨床試験が開始された. 今回, 2008年8月までの112例(117病巣)について解析したので, その結果を紹介する. 「重粒子線治療施設の現状」現在粒子線治療の中で最も盛んに行われているのは陽子線治療で, 全世界で約30施設が稼働中である. 現在, 全世界で重粒子線治療を行っているのは, 当研究所, 兵庫県立粒子線医療センターおよびドイツ重イオン科学研究所(GSI)の3施設である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
