直腸癌治療の新知見
直腸癌に対する補助放射線療法の最近の知見
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.2 No.3 33-38, 2009
- 著者名
- 伊藤芳紀 / 馬屋原博 / 濱口 哲弥 / 島田 安博 / 伊丹純
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
「Summary」欧米においては, T3, T4またはN1~2の直腸癌症例に対して, 主に局所制御を目的として, 術前化学放射線療法が標準治療として行われている. さらなる治療成績の向上を目指して, 新規抗がん剤を同時併用する化学放射線療法の臨床試験が国内外で数多く施行されており, pathological complete response(pCR)が30%を超える報告もでてきている. さらに2009年には併用抗がん剤を比較する大規模なランダム化比較試験のpreliminaryな結果も報告された. また, 放射線治療技術の進歩に伴い, 有害事象の軽減に配慮した治療計画, 照射方法の開発が行われている. 日本の高度の外科手術との併用における術前化学放射線療法の適応について, 有効性と有害事象の観点から適正に計画された臨床試験を実施し, 評価していくことが必要である. 「はじめに」局所進行例やリンパ節転移陽性例などの直腸癌では骨盤内再発のリスクが高く, また, 近年では肛門温存などの術後のQOLを考慮した治療法も重視されつつある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
