Q&Aで綴るレジデント・ノート―専門医がわかりやすく解説―
No.12 大腸癌の予防法はありますか? 大腸癌の危険因子となるような、食事や生活習慣はありますか?
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.2 No.3 86-88, 2009
- 著者名
- 古野純典
- 記事体裁
- 連載 / Q&Aシリーズ / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般内科 / 一般外科 / 消化器内科 / 老年科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
「Question 大腸癌の予防法はありますか?大腸癌の危険因子となるような, 食事や生活習慣はありますか?」「Answer 運動と肥満防止が, 大腸癌予防に役立つことがはっきりしています. 食べ物では, 赤身肉, ハム・ソーセージなどの加工肉がたしかな危険因子とされています. 飲酒も危険因子のひとつです. 」大腸癌予防の最も確実な方法は, 本誌第6号で斎藤博先生が解説していますように, 大腸癌検診を定期的に受けることです. 大腸癌に罹らないようにする1次予防は, 集団全体とすれば, 2次予防の癌検診より優れていますが, 個々人の癌を確実に予防できるものではありません. したがって, 生活習慣に注意するとともに, 定期的に癌検診を受けることが重要です. 食物・栄養の国際的評価 以前から, わが国の大腸癌(特に, 結腸癌)の増加は食事の欧米化と関連付けられ(図1)1), 高脂肪・低繊維の食事が大腸癌の危険因子と考えられていました. しかし, 日本を含む世界各地の多くの症例対照研究や大規模コホート研究では脂肪摂取と大腸癌の明確な関連は示されていません.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
