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直腸癌治療の新知見
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.2 No.3 203-13, 2009
- 著者名
- 杉原 健一
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
直腸癌治療は結腸癌治療と比べ, 治癒する割合は低く, また, 術後のQOLがかなり損なわれる場合も多い. 治癒率を高める工夫は, ご存知のように, わが国と欧米では異なった道を歩んできた. わが国ではリンパ節郭清を徹底させることにより局所再発を抑えて, 治癒率を高める方法をとり, 側方郭清が導入された. しかし, 各施設が独自の適応を採用し, また, 各施設の症例数が少なかったこともありその治療効果も明らかではなかった. 大腸癌研究会のプロジェクト研究において約2,000例の直腸癌の臨床データの分析により, その適応と治療効果が明らかにされ, これをもとに側方郭清の適応基準が大腸癌治療ガイドラインに示された. 一方, 欧米では局所再発率を抑えるために補助放射線療法が用いられ, 多くの臨床試験から下部直腸癌に対する標準治療となっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
