切除不能進行・再発大腸癌の治療~分子標的薬と最新癌化学療法を中心に
【特別寄稿】大腸癌に対するその他の分子標的治療
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.1 No.3 50-54, 2008
- 著者名
- 佐藤太郎
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
「はじめに」 分子生物学や遺伝子工学的手法が進展し, 悪性腫瘍の成因に関与する特定のタンパク分子や遺伝子が次々と解明されつつあることの恩恵を受け, 大腸癌の治療における分子標的薬の進歩は著しい. 癌細胞特異的に発現している分子や遺伝子変異, 増殖にかかわる因子やシグナル伝達分子などが明らかとなってきた. したがって, 抗悪性腫瘍薬の開発も, 殺細胞活性を主作用としたものから, 癌細胞に特異的に発現する分子を選択的に阻害する薬剤, 分子標的薬が中心となってきている. 主なものは腫瘍細胞に特異的な分子の変化を標的としたもの, 腫瘍細胞の環境に特異的な変化を標的とした血管新生阻害薬などである. 大腸癌を対象にした分子標的薬剤の中で現在開発中の薬剤について解説する. 「開発の動向」 1. EGFR等を標的とした分子標的薬剤 1)panitumumab(Vectibix(R)) panitumumabはEGFRに結合する完全ヒト化モノクロナール抗体である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
