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Q&Aで綴るレジデント・ノート―専門医がわかりやすく解説―

No.5 簇出について教えて下さい。簇出はSM癌における腸管切除を検討する際の判断材料になるのでしょうか?


掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.1 No.3 72-74, 2008
著者名
河内 洋 / 江石義信 / 小池盛雄
記事体裁
連載 / Q&Aシリーズ / 全文記事
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
一般外科 / 消化器内科 / 消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER

「Answer」 粘膜下層浸潤先進部で観察される組織学的所見「簇出」は, SM癌のリンパ節転移の指標として, SM浸潤距離に次ぐ重要な因子と考えられており, 腸管切除の適否を判断する際に参考となります. 「解説」 大腸癌の浸潤先進部において, 癌組織が小胞巣状あるいは個細胞の形で浸潤を示す場合がしばしばみられることは, 従来から知られていました1). そしてその現象の臨床病理学的な意義についても盛んに検討されていましたが, 最近までその定義や評価方法, さらには呼び方に至るまで十分なコンセンサスは得られていませんでした. 2004年に設置された大腸癌研究会のプロジェクト研究「簇出検討」(委員長:小池盛雄)では, これらの問題点を解決し, その臨床病理学的意義を明らかにすることを目指し多施設症例を集積して検討を行い, SM癌のリンパ節転移危険因子としてきわめて有用であることが確認されています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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