切除不能進行・再発大腸癌の治療~分子標的薬と最新癌化学療法を中心に
進行・再発大腸癌治療におけるCetuximabの役割と副作用対策
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.1 No.3 32-39, 2008
- 著者名
- 秋吉宏平 / 濱口 哲弥
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 皮膚科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
「Summary」 2008年9月下旬にEGFR陽性転移性大腸癌に対してcetuximabが発売開始となる. これで国内でも転移性大腸癌に有効な抗がん剤がすべて使用可能となる. 現時点では, cetuximabはCPT-11不応な転移性大腸癌に対する臨床的有用性は確立しているが, 1st lineでの有用性はかならずしも確定していない. cetuximab有効性の予測因子として腫瘍のKRAS mutationの有無がたいへん重要であり, mutationのある症例ではcetuximabの効果は期待できない. cetuximab使用に当たっては, 皮膚毒性およびinfusion-related reactionに適切に対応することが肝要である. 「はじめに」 進行・再発大腸癌の治療の変遷は1950年代に開発された5FUに代表されるフッ化ピリミジン系抗がん剤にはじまり, 1990年代にはイリノテカン(CPT-11), オキサリプラチン(LOHP)が登場し, その後これら3剤すべてを使いきることにより生存期間が延長することが示された1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
