切除不能進行・再発大腸癌の治療~分子標的薬と最新癌化学療法を中心に
進行・再発大腸癌におけるBevacizumabの役割と副作用対策
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.1 No.3 40-45, 2008
- 著者名
- 岩佐悟 / 加藤健
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 循環器内科 / 消化器内科 / 神経内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
「Summary」 進行・再発大腸癌におけるベバシズマブ(BV)は, 初回治療としてFOLFOX療法, XELOX療法またはFOLFIRI療法に併用することの有用性が示されている. 二次化学療法においてもBVの有用性は示されているが, BV治療での増悪後にBVを継続するべきかは, 現在検証中であるため, 現在のところ増悪を認めるまでBVを継続することが推奨される. 有害事象に関しては, これまでの細胞障害性抗がん剤と異なり, 高血圧, タンパク尿, 出血(粘膜出血・腫瘍関連出血)や創傷治癒遅延が報告されているほか, まれではあるが重篤なものとして血栓塞栓症や消化管穿孔を認めるため, BVの投与に際しては, 薬剤の十分な理解とともに有害事象に対応が可能な状況で導入する必要がある. 「はじめに」 世界では標準的な治療薬として使われている薬剤が, 日本ではまだ薬としての承認すら得ていない状況を「ドラッグ・ラグ」と呼ぶ.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
