切除不能進行・再発大腸癌の治療~分子標的薬と最新癌化学療法を中心に
総論
―抗体医薬による最新治療―
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- 掲載誌
- 大腸癌FRONTIER Vol.1 No.3 10-16, 2008
- 著者名
- 遠藤慎治 / 森脇俊和 / 兵頭一之介
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
- 媒体
- 大腸癌FRONTIER
「Summary」 近年, 欧米を中心として, 大腸癌に対する化学療法は急速に進歩してきた. わが国においても, 2005年FOLFOXおよびFOLFIRI療法が保険承認を得て以降, 切除不能進行・再発結腸直腸癌に対する標準的治療は大きく様変わりし, 生存期間中央値も2年を超える時代となった. また, 最近の抗体医薬を含む分子標的治療薬の登場により, 従来の化学療法による抗腫瘍効果にさらなる上乗せ効果が, さまざまな臨床試験において示されている. 一方, 分子標的治療薬は従来の化学療法薬には認められない特異な有害事象が多く, その使用に当たっては十分な注意が必要となる. 2007年にbevacizumabが承認されたのに続き, 2008年7月には新たな抗体医薬品としてEGFR抗体であるcetuximabも承認された. 今後はどのような症例にどのようなregimenを投与していくかという治療戦略の決定がさらに重要になると思われる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
