【特集 造影剤腎症】
造影剤腎症発症のリスク因子,予後
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.12 No.3 22-26, 2013
- 著者名
- 大野岩男
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 腎臓
- 診療科目
- 腎臓内科 / 泌尿器科 / 放射線科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「SUMMARY」造影剤腎症(CIN)のリスクファクターとしては腎機能低下, すなわち慢性腎臓病(CKD)が最も強い. CKDを伴う糖尿病はCINのリスクファクターであるが, CKDを伴わない糖尿病がCINのリスクファクターであるか否かは明らかではない. 他のCINのリスクファクターには, 加齢, 利尿薬(特にループ利尿薬)やNSAIDsの使用がある. CINの発症はCKD患者の生命予後と関連し, CINを発症したCKD患者の予後は不良であるが, CINが予後規定因子であるのか, 予後予測因子であるのかは明らかではない. 本稿は, 2012年4月に日本腎臓学会, 日本医学放射線学会, 日本循環器学会の3学会の共同編集で発行された「腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドライン2012」1)に基づいて, 造影剤腎症発症のリスクファクター, 予後を中心に概説する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
