【特集 造影剤腎症】
造影剤の種類
掲載誌
Nephrology Frontier
Vol.12 No.3 28-32,
2013
著者名
桑鶴良平
/
山城雄貴
記事体裁
抄録
疾患領域
腎臓
診療科目
腎臓内科
/
泌尿器科
/
放射線科
媒体
Nephrology Frontier
「SUMMARY」X線造影剤開発の歴史は主としてヨード造影剤開発の歴史と重なる. イオン性高浸透圧造影剤から非イオン性低浸透圧造影剤への移行により, 造影能を変えることなく副作用を減少することができた. 現在, 濃度や容量の異なるヨード造影剤が多数開発されており, 適正な造影剤の選択と使用により急性および遅発性副作用発症を低減していく必要性がある. また, 造影剤投与の危険因子, 予防法, 発症時の対処法などを熟知して使用することが望まれる. 「I. はじめに」種々の疾患の診断, 経過観察, 治療効果判定に画像診断が用いられる. X線検査で, 膀胱造影や子宮卵管造影, 瘻孔造影など, 臓器や体腔内に直接造影剤を投与する場合はほとんどが少量で, 血管内に吸収されるとしてもごく少量であり, 腎臓への負担は少ない. 一方で, X線CTはその手軽さと情報量の多さから頻用されている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

